福岡出身の祖父が相続としてではなく残してくれたもの

福岡出身の祖父が相続としてではなく残してくれたもの

私の祖父は福岡県出身です。

縁あって祖母と結婚し婿養子に入りました。

祖父の家の隣には昔ながらの蔵があって、福岡から持ってきた刀や屏風などが保存されていました。

伯父夫婦と共に暮らしていた祖父は、95歳の時、自宅にて老衰で亡くなりました。

最後の三ヶ月程は寝たきりで、伯父夫婦が面倒をみていたため、私の母は「何か相続出来る物があっても、全部、姉に譲るわ。

」と言っていました。

お葬式が終わり、特に相続の話もなく過ぎて行きました。

ある日、母が「お祖父ちゃんの家に蔵があったでしょう。

この前、お姉さん達が久しぶりに入ったら、どうなっていたと思う?」と私に話し始めました。

特に何か財産を…という訳ではなく整理に入ったところ、なんと空っぽで何十枚もの市からの賞状だけが残っていたそうです。

いつの間に祖父は、寄贈していたのでしょう?でも私は、その話を聞き、とても嬉しく思いました。

現金などを相続しても何れは消えてしまいますが、祖父が残した物は、市の博物館へ行くと、いつでも会えるのですから…。

福岡の友達が、遺産相続争いに巻き込まれました

私が以前、勤めていた銀行は、研修の際、本部がある東京で行われていました。

大体は一週間程で、二名一室になります。

ある時、福岡支店の女性と同室になり初対面で意気投合しました。

研修後も電話や手紙で親交が続きました。

そんなある日、何気なくテレビのニュースを見ていると、福岡市で殺人事件!彼女の苗字は、とても変わっていて、同じ苗字の方が亡くなられたとの事。

年齢的には彼女の御両親ではなさそうですが、とても心配で連絡をしました。

やっぱり彼女の伯母様で、かなりの資産家だったと聞きました。

その後、親戚中で信じられない遺産相続争いが始まったそうです。

彼女も御両親も精神的に参ってしまい、結局、彼女は退職しました。

随分経って、思いがけず連絡が来ました。

福岡で相続に悩んだら

詳しい事は言えないけど、ずっと仲良くしていた伯父さん、伯母さん、従姉妹達が、別人のようになってしまって、結局、彼女の家族は相続を放棄したそうです。

本当にお気の毒でした。

不謹慎ですが、私には、お金持ちの親戚がいなくて少しホッとしてしまいました。